３回目は小説の文章をpdfファイルにする手順の一例です。
今回はぽてが使い慣れている「威沙(いずな)」というソフトのwebアプリ版を利用します。ちなみにこちら、プログラム制作者さまが自費でサーバーを立ててくださっているので、余裕のある方は作者さまのFanBoxに支援してみてくださいね！
通常版はPCソフト版と同じレイアウト同じ機能をフルで使えるverです。
こちらいろいろ機能がありすぎて最初は慣れないかと思うので、今回は簡易的なモバイル版を利用します。
基本的な使い方は「本文」の入力欄に小説をコピペして、右上の「PDF」ボタンを押せば一個のPDFファイルに、「画像」ボタンを押せばページ数分のjpgファイルに変換してくれます。
ただ、デフォルト設定のままだと本当にシンプルな本文になってしまうのでいくつか設定をします。設定画面は下方にあるメニューから遷移することができます。
まずは誌面設定画面を開きます。
ここでは「本のタイトル」「巻数・サブタイトル」「印刷所さまの名前」「発行日」「作者名」「作者連絡先」「ホームページ等のURL」「サークル名」「イラストレーターさまの情報」を入力することができます。
ここに入力しておけば、後に詳細設定で付加情報をオンにするだけで本の「奥付」を自動生成できるようになります。
次に設定するのは詳細設定です。
ここで最低限設定するのは「出力形式」「プロファイル」「目次・奥付をPDFに追加」の3つです。
「出力形式」は初期だと「電子書籍向け」になっていますが「1ページ単位」に変更します。
「プロファイル」は文庫本原稿の場合はこのままでも問題はないのですが、他にも商業文庫本に近い設定などがたくさんあるので好きなものを選びます。
「目次・奥付をPDFに追加」はオンにすると誌面設定をしていれば奥付が自動生成されます。
目次に関しては、「威沙タグ」の「章タイトルタグ」に書いた文字が目次になります。
慣れてきたら「テンプレート」も変更してみるといろいろ小説文庫本っぽくなりますよ！
他にも本文に「タグ」を挿入することで、より読みやすい小説本を作ることができますし、挿絵を入れることもできます。
タグはいろいろあるので調べてみてくださいね！